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岐南町にある体感型の雑貨屋さん「FUNBASE」をご存知だろうか。
スタッフさんと共に会話やゲームを楽しみながらご自身の理想の生活をイメージしてお買い物ができる、ショールームタイプの雑貨屋さんだ。今回は店長を務める中田 良子(なかた りょうこ)さんにお話を伺った。
- コンセプトは大人の秘密基地
- 一緒にワクワクするお店を
- わんちゃんOK、イベント頻繁開催の雑貨屋さん
- グッドホームのお家について
- お気に入りに囲まれて過ごす、大切な毎日を
①コンセプトは大人の秘密基地
今回お邪魔したショールームタイプの雑貨屋さん「FUNBASE」(ファンベース)は、雑貨ブランドのDULTON(ダルトン)というメーカーがプロデュースするDULTON Home(ダルトンホーム)の代理店にあたる。FUNBASEではDULTONをはじめとするインテリア商品や雑貨を販売している。
店長を務めている中田さんはお店のコンセプトをこう語ってくれた。
「FUNBASEは【大人の秘密基地】をコンセプトにしています。遊び心があるDULTONの雑貨やアウトドア用品を扱うショップです。 大人のお客様がワクワクしていただけるお店作りを目指しています。」
お話を伺っていく中でどんどん伝わってくるワクワク感が楽しいインタビューとなった。お店の誕生の経緯について中田さんに尋ねてみた。
「当店は株式会社グッドホームの新事業として、2022年1月に立ち上げたショップです。ダルトンがプロデュースしているお家の、ショールーム兼雑貨店って感じなんです。この世界観を味わっていただきたいなというところです。無垢、漆喰の自然素材を使った身体に優しい住宅を提供する工務店、グッドホームの家具や雑貨を楽しんでいただくことができます。」
一歩店内へ足を踏み入れれば、きっと気分が上がること間違いなしの雑貨屋さんFUNBASE。こういう暮らしがしたいなというイメージが湧き上がるお客様も多いのではないかと感じさせる空間だった。しかしFUNBASEの素敵な点は、陳列されている商品だけではない。
②一緒にワクワクするお店を
お話を聞いていてよく伝わってきたのが、お客様をワクワクさせるためにスタッフの皆さんもワクワクすることを大切にされているのだということだった。スタッフたちにもアイデアを出してもらって楽しさを演出しているのだという中田さん。
「小さな雑貨店で特に宣伝もしていないので、当店を見つけていただいてありがとうございます!という気持ちでお客様をお迎えしています。弊社は社員の自主性に任せる社風があり、スタッフで意見を出し合い、自由度も高くいろいろ挑戦しています。何をしたらお客様に楽しんでいただけるかなって、みんなでアイデアを出しながらやるのが一番楽しいと感じます。」
この場所で毎日お仕事をしていたら楽しいだろうなと感じる空間FUNBASE。お客様とゆっくりとおしゃべりを楽しむことも、コーヒーを飲むこともあるのだという。働く皆さんもしっかりと楽しまれていることがよく伝わるお話だった。
「お子様連れのお客様にはおもちゃを用意していて、ご両親が雑貨を見ている間はスタッフが一緒に遊んだりしています。魅力的なおもちゃをたくさん用意していますよ(笑)。お子様連れの方は、子供が商品を触ってしまわないかとゆっくり見ていられないので、しっかり見ていただきたくて。お子様は『帰りたくない~』と帰り際に泣かれることも多いんです。」
“お客様と共に”という言葉がピッタリだと感じた。働くスタッフはもちろん、どんなお客様にも楽しんでもらえる工夫が随所に見えた。
③わんちゃんOK、イベント頻繁開催の雑貨屋さん
「他にもコーヒーの試飲をしていただきながらおしゃべりをしたり、わんちゃんを連れのご来店も可能なんですよ。マナーベルトを付けていただくというルールはありますが、うちに来てくれるわんちゃんはみんなすごくお利口なんです。 店内のお好きなカバンやポーチにペットの似顔絵をペイントオーダーもしていただけますよ。作家さんに依頼して、手書きで書いてもらいます。 DULTON商品が当たるくじや、的当てゲームなどお客様に喜んでいただける企面もたくさんご提供しています。」
お子様が楽しめ、わんちゃんの来店も可能。ゲームやイベントも多く行っているというFUNBASE。これまでの雑貨屋さんや家具屋さんのイメージとは大きく異なる部分があるのではないだろうか。
④グッドホームのお家について
グッドホームのお家についても紹介をしてくれた中田さん。
「自社施工なので、耐震とか断熱ももちろんしっかりしているお家です。それからDULTONホームでお家を建てると、DULTONの家具や雑貨が100万円分付くんです。住み始めてすぐDULTONの世界観に浸ることができます。 DULTONホームの代理店は東海地方には当社のみですので、愛知県、三重県など、遠くからもダルトンファンのお客様にご来店いただいております。」
魅力がたっぷりのDULTONのお家と家具雑貨。老若男女、DULTONを知らないすべての皆様にDULTON商品の良さを知っていただきたいと中田さんは語り、今後もDULTONファンを増やせるよう頑張っていきたいと語ってくれた。
近年は大型インテリアショップで安価な家具も増えているが、使い捨てではなく愛しいと感じる商品だけを身の回りに置くことの幸福があるのだと中田さんは語った。
「DULTON商品に実際触れていただくと質感の良さを感じていただけると思います。 自分の愛しいと思える商品を身近に置き、触れている時間や眺めている時間”がお客様の人生の時間を豊かにしていただけると思っております。」
そう話してくれた店長の中田さん。気になる方は是非直接FUNBASEに足を運び、商品や世界観と触れ合っていただきたい。
⑤お気に入りに囲まれて過ごす、大切な毎日を
ご来店するお客様に楽しんでもらいたいという気持ちをコンセプトにしているFUNBASEは、ショールームとして営業するからこそ実際に、見て、触れてもらうことも楽しんでほしいのだという。
「お気に入りのものを触れたり使ったりするとちょっとテンションが上がるじゃないですか。コーヒー1杯飲むにしても気に入ったカップで飲むと素敵な時間になると思います。ご来店していただいた時にも、見るだけより触っていただけたらいいなと思います。」
中田さんの話のようにFUNBASEはまさにそれが実現する空間だと、筆者は感じた。
DULTONの専門店はまだ少ないため、知っていただくためにも遊びに来る感覚で来てもらいたいと中田さんは語った。現在はご縁があって、お近くの温浴施設にも商品を置かせてもらえることになったのだと嬉しそうにお話していた中田さん。
「オープン以来お客様とのたくさんのふれあいがありました。 雑貨店としてこんなにお客様とお話できるショップはないのではないか、と自負しています。今後は、よりひとつひとつのご縁を大切にしたいです。それらのご縁がどこに繋がっていくのかと、今後のご縁にもとてもワクワクしています。」
お客様に好きなものに囲まれた暮らしや、ワクワクする時間を提供したいというFUNBASEと店長の中田さん。同時に雑貨屋さんとしての新しい形をどんどん進化させながら、幸福の輪を広げていってくれることだろうと感じるインタビューだった。