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美濃市にあるUSA古着屋の「THAT」をご存知だろうか。
岐阜県内で初めての無人販売に踏み切った古着屋だ。今回はオーナーの古田 周平(ふるた しゅうへい)さんにお話を聞かせていただいた。
- 店舗オープンに至った経緯
- 無人販売店にした理由
- THATのこだわり
- 一筋縄ではいかない世界
- 今後について
①店舗オープンに至った経緯
早速ではあるが、創業のきっかけを尋ねてみた。
「実店舗を持つ前から、元々ECを活用して古着販売をやっていました。最初は趣味に近い形で始めたんですけど、思いのほか上手く行ったので個人事業にしたんです。当時からいつかは実店舗を出すっていうのが目標だったんです。」
古田さんは元々古着が好きで、一番最初は趣味で集めた古着を販売した事がきっかけで古着販売を事業として始めたのだと話してくれた。
「そんな風にEC販売をしていた時に、たまたま好都合なテナントが見つかったんです。自分の中で今だなってビビッときたものがあったので思い切って店舗を出したって感じなんです。」
店舗を持つに至った経緯を話してくれた。古田さんの想いに応えるように、色々なタイミングが偶然噛み合ったのだという。とても素敵なお話を聞かせていただいた。
②無人販売店にした理由
古田さんが初めて運営する実店舗は、なんと無人販売店。なぜ無人販売店にしたのか伺ってみた。
「あまり馴染みがないかもしれませんが、実は前々から古着業界では無人販売が普及してきていたんです。なので、店舗を持つなら無人もいいなと考えていたんです。空きテナントが見つかった当時は岐阜県にまだ古着の無人販売店がなかったので、このタイミングしか無いと思って無人販売店にしました。」
THATを無人販売店にした理由を話してくれた。実は、THATのオープンにあたりロゴや店内ポップなどは株式会社GRASPERSが携わらせていただいた。一番最初に店舗の話を伺ったのは筆者だったのだが、無人販売という珍しさに驚いたことを今でも覚えている。
「岐阜県初だからやるんだと決断できたというのも正直ありました。ECの売上も決して悪いとかじゃなかったのですが、何か自分でやりたいなって思って一歩踏み出したっていう感じです。今思うと本当にあの時お店を出して良かったと思っています。」
挑戦して良かったと思えるのは非常に素晴らしい事だ。岐阜県初ということにいち早く気付けたのは、業界トレンドを把握していた古田さんだからこそ出来た事ではないだろうか。
よく耳にする「波に乗る」というのは今話してくれたような、アンテナを常に張っていないと巡り会えないのかもしれない。いつ何が起こるか分からないからこそ、何か行動をする勇気と姿勢は真似したい。

③THATのこだわり
現在の販売形態を聞いてみた。
「今は無人販売の店舗だけです。ECも引き続きやりたかったんですけど、ワンオペなのでとにかく今はお店に集中したいなと考えました。」
現在はEC販売はやっていないという。将来的には両方を運用することも視野に入れているのだと話してくれた。THATのこだわりについても尋ねてみた。
「個人店なので色々工夫を盛り込んでいます。料金周りは特にこだわっていて、全ての商品が税込みの千円区切りでユーザーに分かりやすく小銭が不要という仕組みを実現しました。他にも色分けでハンガーのカラーチップと券の色を統一しているので、白色だったら1,000円茶色だったら2,000円だよねっていう、海外の方でも認識しやすいっていうのも考えてあります。」
「他には仕入れでも1着ずつ自分でちゃんと見て厳選とクリーニングをしているっていうのも特徴かもしれないですね。」
個人店ならではの強みを沢山教えていただいた。正直仕入れの選別を1着1着全てやっているということには驚いた。本当に古着が好きな古田さんだからこそ実現している事かもしれない。THATにしかない素敵な取り組みだと感じたので、是非今後も続けていって欲しい。

④一筋縄ではいかない世界
実際に無人販売をしてみてどうなのか伺ってみた。
「ある程度は事前に想定していたのですが、やはりやってみてやっと分かる事が結構多かったんです。無人でも夜の19時以降はお客様が全然来ないので20時閉店だったところを19時閉店に変更したり、土日祝日は平日の3倍くらいのお客様がいらっしゃるので、無人販売とはいえ土日祝日は裏にいてトラブルがあった時に対応できるようにしたりと、試行錯誤しています。」
初めての無人販売で臨機応変に色々変えている事が多いのだと話してくれた。全国的に見ても前例がまだ少ないという点でも苦労されているのだと感じた。
「まだまだ、課題は多いですね。まず、人手不足です。今は売れたら入荷してを繰り返すので精一杯なので、もっと他の事もやりたいっていう感じですね。他にもお店の認知度もまだまだ高くないと思っているので、インスタの投稿を頑張ったりして露出を増やすっていうのは僕がやらないといけないので、その余裕を作れていないっていうところが課題ですね。」
やりたくてもやれていないことが多く、その原因は人手不足が大きいのだと話してくれた。
「あとは現状1000円札しか使えないというのも大きな課題です。両替機を置くと両替機目当ての人が来るとか、別の懸念点もあるので色々検討中です。」
課題を解決しようとすると別の課題が出てくる事も多く常に試行錯誤をしているのだと話してくれた。練りに練って良い解決策を見つけて欲しいと切実に思う。苦労こそされているが、それを加味してもオープンして良かったと言える古田さんの姿勢を見習いたい。
⑤今後について
今後の展望について尋ねてみた。
「今は仕入先が1社なので、どうしてもアイテムが偏ってしまうんです。万遍なくいろんなカテゴリーを揃えるために仕入先は今後、増やしていこうと考えています。」
仕入れ改善を考えているのだと話してくれた。確かにアイテムのカテゴリーは偏らず色々ある方が良さそうだ。
「デニムやミリタリー系をもっと増やしたいです。うちはUSA古着にこだわって本場のmade in USAも混ぜているので、そういった点は妥協しない仕入先を見つけたいですね。」
THATの良さは変えず課題のみを解決していきたいのだと話してくれた。USA古着というのはTHAT最大の特徴であり、こだわりなのだという。古田さんの古着の中でもUSA古着への熱い想いが感じられた。並んでいる商品もUSA古着ばかりなので、古着が好きだったり興味のある人には是非訪れてみてほしい。
「他にはターゲットを少し変えてきたいなと考えています。当初は近隣の方に来てもらいたいと思っていたのですが、これからは古着が好きな人を積極的に呼び込もうと考えています。」
ターゲット層を変えていく事を考えているのだと話してくれた。どのように呼び込む予定なのか聞いてみた。
「古着のフェスみたいなイベントに参加することに力を入れています。そこで古着好きと結構繋がれるのでこういった露出を増やしていこうと考えています。さすがにイベントは有人ですが、その特別感も含めて面白いなと思っています。」
古着のイベントが多く、積極的に参加していくのだと話してくれた。そこでは横の繋がりも出来るのだという。そんな古着好きが集まる場所に、普段無人のUSA古着に力を入れた古着屋があったら気になるに違いない。
THATが古着好きで賑わう日はそう遠くないかもしれない。THATのこれからの躍進が楽しみだ。

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