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瑞穂市にある「mimosa」をご存知だろうか。
ストーンバスをはじめとする女性限定のプライベートサロンだ。今回は店長の稲津 いずみ(いなづ いずみ)さんにお話を聞かせていただいた。
- mimosaについて
- コロナ禍を乗り切った秘訣
- サービスを届けたい方
- 叶えたい夢
①mimosaについて
早速ではあるが、店名の由来を尋ねてみた。
「ミモザというのは花なんです。ミモザの花言葉には感謝などがあるんです。そこから来ています。オーナーが今まで携わった方だったり、ゲストだったり一緒に今までやってきた皆さんへの感謝の気持ちが店名に採用されました。」
店名の由来を話してくれた。オーナーの感謝の気持ちを花で表現したという素敵な名前だ。
お店のコンセプトを尋ねてみた。
「女性がゆっくりくつろげる場所ですね。なので完全にお客様は女性限定でメニューも全て女性向けにしています。」
オープン当初から変わらないコンセプトなのだという。女性専用プライベートサロンであれば、安心して利用できるのではないだろうか。
オープンのきっかけを尋ねてみた。
「体質改善などの効果が期待できるストーンバスが岐阜になかったので、岐阜でストーンバスの良さを知ってもらえるような施設を作って広めて行こうっていう話が出た事がきっかけです。」
出店のきっかけを話してくれた。元々ストーンバスは一部の医療機関で効能があり、その良さを岐阜で広めるためにストーンバスをメインとした美容施設を立ち上げたのだという。良いものを持ち込んでくれる事は、地域にとってはこの上なくありがたい。
mimosaの利用方法について尋ねてみた。
「ストーンバスの入浴は通常20分で体験の場合は15分です。これは1つのこだわりなのですが、同じ事をやっている他県の施設よりもかなりお手頃な料金設定にしています。ストーンバスも続けないと体質改善には繋がらないのでなるべく通ってもらえるように費用を抑えています。」
「ストーンバス以外のスタジオメニューやトータルビューティー関係は、外部のインストラクターがこの場所を使ってサービスを提供しているので、すべての分野でプロのサービスを受けることができます。」
スタジオメニューを受けた後にストーンバスというご利用をされる方もいらっしゃるのだという。健康や綺麗に関連付く事が集約しているのは便利に違いないと感じた。
「mimosaのストーンバスは、マグニー石という特殊な石を使っているのが一番の特徴です。マグニー石のストーンバスは、土佐丹羽クリニック(旧:土佐清水病院)がアトピーやがん治療などで使っている治療法で、そういった症例に実績のある技術という所は強みだと思います。」
「岐阜にストーンバスはmimosaしかないということも強みです。うちの場合はオーナーが何度も交渉に高知県まで足を運んでやっとの思いでマグニー石の取り寄せが出来ていますが、やはり参入ハードルが高いと思います。」
特徴と強みを話してくれた。医療でも既に効果が確認されている技術なのだという。高知県まで交渉に通ったという事からも、オーナーの熱い想いを感じる。
「mimosaはあくまでも美容施設なので医療的な表現は出来ないんですけど、医療施設ではがん治療やアトピーの治療等に使っているような技術なので、効果はかなり期待できると思います。」
薬機法(旧:薬事法)の関係上、表現には注意を払っているのだという。それでも行っていることが医療機関の治療と同じなのであれば必要とする人はいらっしゃるに違いない。
②コロナ禍を乗り切った秘訣
mimosaのオープンは2019年とコロナ禍になる前だ。コロナの影響はどれくらいあったのか聞いてみた。
「やっぱり打撃としては大きかったですね。オープンから1年経って結構いい感じに乗ってきたっていう時にコロナ禍になったんです。初めてのことだったので、レッスンをオンラインに変えたりとスタッフ全員で試行錯誤しました。」
具体的にどのように乗り切ったのか尋ねてみた。
「コロナでも出来る良さを見つけ出して営業しました。ストーンバスならコロナ禍だからこそ免疫を上げるために来てくださいと謳ったり、あとはプライベートサロンの少人数という利点を活かして営業し乗り切りました。レッスンに関しては、当店の窓が大きかったので、それこそ窓を開けてしまえば屋外と同等だったというのも密を避けられて丁度良かったんです。」
試行錯誤とmimosaだからこそ出来ることに振り切ったのだと話してくれた。サービスだけではなくオーナーがこだわったロケーションや建物の構造などを含めた、mimosaの個性を最大限に活かしてコロナ禍を乗り切ったのだと話してくれた。
大打撃だっというところからコロナ禍を乗り切れたのは、個性や強みを活かした事が要因として大きかった。自らを知るという事の重要さを再認識させられるお話だ。
乗り切った後の現在について伺ってみた。
「ストーンバスを求めて遠方の愛知県や多治見からいらっしゃる方も結構みえるようになりました。本当にストーンバスを必要としている方がインターネットで検索して最寄りがmimosaだったのでご利用いただいているという方もみえます。」
今では遠方からも来てくれる方がいるのだという。全国にストーンバスを利用できる施設が少ないという強みに加えて参入ハードルが高いというのも相まっているのかもしれない。サービスを受けるために遠方から一時間以上かけていらっしゃるというのは本当にすごい事だ。
③サービスを届けたい方
どんな方に提供したいのか尋ねてみた。
「基本的に年齢層などでターゲットを決めるということはしていません。必要としている人だから役に立てるサービスだと考えているので、体質改善したいとか心からリラックスしたいとか、そういう方に届けたいと考えています。」
サービスを届けたい人について話してくれた。オーナーともこの話をされて意見が一致したのだという。
「お子様がアトピーで悩んでいるお母様から連絡があって、ストーンバスをご利用いただいて、すごく体質が良くなったって喜んでいただいたんです。これが求めていたことだなっていうのが感じられたので、今後もそういうお店であるためという意味でも詳細なターゲットを設けないようにしています。」
実際のお客様から感謝されたエピソードを話してくれた。実際にお客様から感謝の言葉を貰える事ほど嬉しいことはない。スタッフみんなでお客様にどうやって寄り添えるかを考えるのだという。相手に一番何が良いかを考えてサービス提供をする姿勢を見習いたい。
④叶えたい夢
今後の展望を尋ねてみた。
「今後の展望についてはよくオーナーとも話しをしていますが、今やっていることを大切に続けながらもっと多くの人に良さを届けられさえすればそれこそお店を大きくしたいとかはそこまでないんです。」
事業を広く展開することは優先順位が高くないのだという。今後なにか目指している事はあるのか尋ねてみた。
「目標というよりはどちらかというと夢に近いものがあります。みんなが歩み寄って力を合わせてお互いを盛り上げられる、そんな環境を作りたいって考えています。だからこそみんなが持っている力を発揮できるように、私たちがみんなの体をケアすることを目指しています。」
叶えたい夢とサービス提供にかける強い想いを話してくれた。とても大きな夢だが、ものすごく素敵なお話を聞かせていただいた。実現したらみんなの幸福度は高まるに違いない。オーナーと稲津店長の人柄が伝わってくるお話だった。mimosaの今後の活躍に注目だ。