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本巣市にある「株式会社日輪リアルエステート」をご存知だろうか。
不動産に関する相談から住民の声までを聞いてくれる不動産会社だ。今回はマネジメントリーダーを務める松尾 皐太(まつお こうた)さんにお話を伺った。
- 父親の背中に憧れて
- 修行を終えて本巣で活躍
- お客様の感謝が次に繋がる
- 今後の展望
- 松尾さんにとっての不動産
①父親の背中に憧れて
株式会社日輪リアルエステートは、松尾さんのお父様が社長を務められている企業だ。社名の由来に込められた想いもお父様から受け継いでいるのだという。
「日輪は”太陽”という意味もあるようで、お客様を照らすような仕事がしたいと思い、日輪と名付けたようです。リアルエステートは2年前くらいに追加してつけたんです。何の会社かわかりやすいように、不動産という意味の”リアルエステート”をつけました。」
すべてのお客様を照らすような仕事がしたいという素敵な理念のもと名付けられた、それが株式会社日輪リアルエステートだ。
「不動産の活用で困っている方とか、資金面で悩んでおり不動産を手放したくて困っているような方たちの悩みを晴れやかに解決できるような企業を目指しています。」
不動産に関する悩みと解決方法について、爽やかに語ってくれた。
松尾さんは日輪リアルエステートでお父様と一緒に働くようになって2年目だという。それまでのお仕事についてうかがった。
「その前の5年間は、修行をしたいと考えて名古屋の不動産屋で経験を積んでいました。子どもの頃から父の仕事ぶりを見ていて、いい仕事だなと思っていました。お客様が目の前で『ありがとうございました』と本当に感謝してくれているところを見て、大人になったら不動産の仕事をしたいと高校の時から思っていました。」
幼少期から見てきたお父様の姿を夢見て、その夢に向かって努力されていた事を語ってくれた。
②修行を終えて本巣で活躍
会社の事業内容に関して尋ねてみた。
「売りたい人と買いたい人を繋ぐ仲介業がメイン事業です。あとは買取も行っています。”どうにもならないから処分してほしい”といったお悩みの物件を買い取っています。さらにもうひとつ、開発事業を行っているのがうちのポイントです。代々農家だったご家族の祖父母や親が亡くなって田んぼを管理できないというケースがあります。まとまった土地を開発事業に転換できるよう努めています。開発許可を取るには知識が必要だったり、買い手も探すのが大変なので、開発事業を行う不動産会社は少ないです。そこが強みですね。」
ほかの不動産会社では扱いにくいケースや、資格がなければ対応ができない複雑なケースなども相談ができるというのが強みだという。驚くべきことに、松尾さんの会社で対応できる事業はこれのみではないという。
「あとは建設許可も取っているので、建設やリフォームまで対応が可能です。土地のことから建築のことまで一通り対応可能かなと思いますね。地場を中心に営業をさせていただく事もありますね。」
お客様の相談を待つばかりでなくアプローチも同時に行っているという松尾さん。
土地や不動産をお持ちでお困りの方は、なんとなく後回しにしてしまっているものの”こうしたい”というビジョンがある場合も多いのではないだろうか。そんな時にはぜひお気軽に相談をしてみてほしい。
③お客様の感謝が次に繋がる
現在の日輪リアルエステートの集客について伺ってみた。
「一人ひとりのお客様にきちんと向き合った結果、その方から紹介してもらってどんどん繋がっていくイメージです。ありがたいですよね。」
親切丁寧な対応で満足をしてくれたお客様の口コミが、新たなお客様とのご縁を運んでくれるというケースが多いようだ。
そう話す松尾さんは、修行から戻ってきた2年前に、Webページなどインターネットを活用した宣伝をお父様に任されたのだそうだ。以来、インターネットでの宣伝も熱心に行っているという。
「僕はWebに詳しいわけでも作った経験もなかったんです。でも、戻ってきてから父と『ホームページも作ろう』となって。でもどうやって?という感じでしたけどね(笑)。」
当時のことを笑いながら話してくれた。
「相談に来てくださる割合は、やはり本巣周辺が多いです。もっと岐阜や名古屋方面のお客様の情報も収集していきたいと思い、ホームページやインスタグラムも作ってみました。まだ集客を増加させるまでには活用できていませんが。」
今後の課題を明確に認識されている様子の松尾さん。
専門でない分野の集客用のホームページやインスタグラムを、立ち上げから運用までするのは簡単ではない。その中で挑戦する選択をし、現在まで上手に運用を続けられている松尾さんの熱意はお客様に伝わっているに違いない。
④今後の展望
続いて松尾さんに今後の展望を尋ねてみた。
「基本的に来ていただきたいお客様は、売りたい方・買いたい方になります。他には、空き地・空き屋を持っている相続の人にもぜひ相談に来てくれたら力になれます。あとは企業の誘致が進んでいったらいいなと思います。大きな企業を誘致できれば人が定着して町が栄えてきます。その流れを作りたいです。」
不動産を通じて町を活性化していきたいというビジョンを語ってくれた松尾さん。何かひとつができれば街の様子はどんどん変わっていく。その鍵を握っている業界のひとつである不動産会社として、岐阜をより良くしたいという夢があるそうだ。
「本巣がもっと人が集まる賑やかな場所になったらいいなと思っています。そうして、この前の景色(オフィスから望める田んぼを見ながら)を変えたいですよね。この緑の景色はずっと見てきた小さい頃からの景色です。最近では市役所ができ、高速ができ徐々に変わってきています。これから、さらに変わっていくであろう中で少しでも僕たちの会社の力が加われれば嬉しいかなって思ってます。」
ご自分がお父様の背中に憧れたように、お子様たちにも「かっこいいな!」と思ってもらえる仕事がしたいと話してくれた。
まだ小さいという松尾さんのお子様たちに働く姿を見せ、将来に夢を持ってもらえたら嬉しいという。お子様達自信の意志で選んでもらい、次へと繋げていきたいという松尾さんの想いは、非常に素敵な家族のバトンだと感じ、感激した。
松尾さんの素敵なお仕事ぶりを、ぜひお子様たちにたくさん感じてほしいと願っている。
⑤松尾さんにとっての不動産
夢のバトンを受け継いで、本巣や岐阜をより良くしたいと願う松尾さん。素敵なインタビューの最後に、松尾さんにとって不動産とはどのようなものかと質問をしてみた。
「不動産とは、その人の思い出の場所ですよね。悔しい涙もあったり喜んだ時もあったりと、そこを過ごした場所じゃないですかね。親から受け継ぐものならそれは親の思い出だと思いますし。不動産とは、その人にとっての”思い出”だと思います。」
人生そのものに密接に関わるような思い出だと語ってくれた。
「不動産はお客様の思い出」であると認識している松尾さんに相談をしたら、きっとこちらが想像出来ていないほどベストな提案をしてくれそうだと期待が膨らむ。
もし不動産や土地についてお困りの方、「思い出」の保管についてお悩みの方は、ぜひ日輪リアルエステートに相談してみてはいかがだろうか。
大切な思い出に寄り添って、適切なサポートをしてくれること間違いなしだ。